反応がいい人とは、また会いたくなる

反応がいい人とは、また会いたくなる

日常生活はコミュニケーションで成り立っています。朝に顔をあわせれば「おはよう」、人に何かしてもらったら「ありがとう」、たわいもない雑談で「うん」「ほう」「なるほど」とあいづちを打つなど、自分以外の誰かが目の前にいれば、何らかの反応をしています。私たちの生活は反応の連続なのです。

日常生活で相手がどんな人なのか見極めようとする場合、相手がどう反応するかが、大きな判断材料になります。「また会いたい」と思わせたいなら、意識的に反応をよくするのが効果的です。

目指すは、打てば響くようなコミュニケーションのとれる人です。誰よりも明るくとか、社交性を高めろとか、性格を変えろという話ではありません。もちろん明るい性格のほうが好かれやすいし、社交性が高いほうがいいコミュニケーションがとれるでしょう。しかし性格を変えることはとても難しいことです。誰でも簡単にというわけにはいきません。

ここでオススメする「反応がいい」とは相手を思いやり、それをうまく相手に伝えることです。思いやりが相手の伝われば、その場の空気が変わります。互いに話しやすくなり、信頼も得ることができます。「また会いたい」と思われます。

いい反応をするためには、相手やその場の空気に注意をはらう癖をつけるといいでしょう。たとえば、「感じよく返事をすれば相手も安心するだろう」「今自分は険しい顔してるな、きっと話かけづらいだろうな」と相手の立場に立って物事を考えるのです。こんなことが考えられるようになれば、自然と反応もよくなります。

慣れたことに対して、人は無意識に反応しがちです。たとえば、毎日同じ時間に同じ人たちにする「おはよう」は無意識に体が反応してしまうものです。無意識に気持ちはありません。「また会いたいと思われる人」になりたいなら、相手や状況にあわせて意識的にあいさつするといいでしょう。

たとえば、元気のなさそうな人にはおおらかに、元気な人には、相手のテンションに合わせて元気にといった具合です。相手の気持ちを理解し、しかるべき反応を投げかけます。

相手をよく観察すれば、しかるべき反応はおのずとわかってきますが最初のうちはわからないかもしれません。そんなときは、何でもいいから意識的に反応しましょう。

挨拶に限らず、人と接する機会があれば何かリアクションします。意識的に相手に何か発したり、体を動かしてジェスチャーしてみたり、とにかく何か相手に伝えるのです。いくら心の中に熱い思いがあっても、反応しなければ誰にも何も伝わりません。相手と理想的な関係を築きたいなら、ほんの少しでも意識的に反応することで最初の一歩が踏み出せます。

性格や容姿は簡単に変えることはできません。しかし「反応」は意識と努力でいくらでも鍛え上げることが可能です。相手から苦労話を聞いて「大変だったね」と共感できるか、「そうなんだ」と興味なさげに答えるかで、二人の関係は変わってきます。どう反応するかで、その後の人生が少しずつ少しずつ変化していくのです。

反応力を鍛えれば人を惹きつけられます。いい反応を意識して接すれば「また会いたい」と思ってもらえます。