物事を対極的に見抜ぬく交渉力を身につけよう

誰にも負けない交渉力をつけよう

私たちの生活は、物心ついたときから小さな交渉の連続です。小さい子供が母親に「おもちゃ買って」とおねだりするのも、好きな人に交際を申し込むのも、お店で値引きをお願いするのも交渉です。

仕事になれば交渉の場面はもっと増えます。価格交渉、納期交渉、デザイン変更の交渉、残業や休日出勤のお願い、飲みの誘いを無難に断る社交辞令など、交渉力の有無で結果が違ってくるものがほとんどです。

交渉の場面で妥協すれば「相手の言いなり」だと周りから叩かれ、「使えない奴」の烙印を押されることになります。交渉はその結果がハッキリわかってしまうものなので、交渉力のレベルは周りからすぐに見抜かれます。たいしたことないと思われれば、部下にさえ舐められるでしょう。交渉力のない人が今以上に昇進することは困難です。

交渉力に欠けるビジネスマンは、「もっと交渉力をつけておけば・・・」と必ず後悔します。では、後悔しないためには、どう鍛えればいいのでしょうか。よく交渉力のなさを指摘するとき「押しが弱い」という意見が出ますが、それ以前に「何をどう押せばいいのか分からない」という悩みを持つ人がたくさんいます。

「何でどう押していくか」を理解するには、相手と自分の状況を素早く的確に把握する能力が必要になってきます。交渉力のある人は、物事を対極的に見抜きます。相手の立場や状況を的確に把握し、その上で共感している点を伝えます。相手の事情に理解を示し、自分たちの意見はこうだと押していくのです。そして双方の落としどころを見つけます。

交渉力は場数をこなすことで磨かれていきます。模範になる人を探しましょう。そしてその人の言動や着眼点、意識を参考にしてみてください。