利害を超えてお付き合いした人だけが、本当の恩人になってくれる

利害を超えてお付き合いした人だけが、本当の恩人になってくれる

40代は、20代や30代以上にリスクと隣り合わせの仕事をすることになります。部署やプロジェクトの旗振り役を務めることが多くなりますので、その分責任が重く、ミスすれば失うものも多くなります。順風満帆にいけば問題ありませんが、大抵は何度か壁にぶつかります。そんな時頼れる人がいるのといないのとでは、問題解決のたやすさも違ってきます。

一見知り合いが多そうに見える人でも、その人が本当に困ったとき、知り合いが手を差し伸べてくれるかどうかは分かりません。大人になるほど、人は利害を考えて人と仲良くなりたがります。ですから、仕事を通して始まった付き合いであれば、大きなピンチに陥ったときに助けを求めても、見切りをつけられたら、そっぽを向かれる可能性もあるのです。

とくに若くしてチャンスをもらい、20代30代を順風満帆で過ごしたにもかかわらず、40代で消えていってしまう人は、ピンチになったときに誰からも手を差し伸べてもらえなかったタイプでしょう。若い頃に挫折の経験を味わわないと、自分の能力を過信して人との関係を軽視してしまうこともあります。そんな人には、近づいてきた人だけを受け入れる人間関係が構築され、下心を持った人だけが集まります。自分から利害を超えた人間関係を築かないと、後から厳しい仕打ちを受けるわけです。

責任が重くなれば重くなるほど、万が一トラブルを起こせば、一人の力ではどうしようもなくなるものです。困ったときに力になってくれる存在は、突然現れるわけでありません。利害を超えた人付き合いをしましょう。その人はきっと「恩人」になってくれるでしょう。人生も潤います。