人にお金を使うことはチャンスの種を蒔くこと

人にお金を使うことはチャンスの種を蒔くこと

たとえばの話です。たまたま同僚と一緒にランチをすることになりました。何気ない会話の中で「実は今日誕生日なんだ」と聞いた場合あなたは何かしてあげますか?「そうなんだ、おめでとう」と声をかけてそれで終わりでしょうか?人に好かれる人は、ランチをご馳走してあげたり、デザートをご馳走してあげたりと金銭的な損を取ります。

ご馳走してあげたら人に好かれるのは当たり前、お金をかけずに人から好かれる方法が知りたいという声も聞こえてきそうです。しかしここでは、人を喜ばせるために金銭を使う行為がいかに大事を伝えたいと思います。

いつも他人にお金を使う必要はありません。しかし、使うべきときにきちんと使える余裕は持つべきだと思います。先ほどの例では、誕生日は年に一度の特別な日です。偶然そんな日にランチをしたのなら相手を喜ばす絶好のチャンスです。

「損して得取れ」と言う言葉があります。適切な場所でお金を使って人を喜ばす行為は、投資と同じです。先の大きな利益を得るきっかけになります。

ランチを奢った場合と奢らなかった場合で考えてみましょう。奢らなかった場合、とくに大きな変化はないでしょう。「誕生日なのにケチな奴だ」と思われるかもしれませんが、それで人間関係が壊れることはおそらくないはずです。

奢った場合、その後さまざまなメリットが考えられます。人間関係が今よりよくなるでしょう。仕事で困ったとき優先的に助けてくれるかもしれません。今度は相手のおごりでご飯に誘われるかもしれません。奢ってもらったことをその人が周りに話してあなたの評判が上がるかもしれません。評判が上がればそれに付随したメリットも考えられます。気持ちに余裕のある人として新しい仕事を任されたり、好きな異性に好意を持たれたり・・・。

どれも想像の域ですが損することは何一つありません。少なくとも相手はあなたにいい印象を抱きます。相手にお金を使うことは種をまくことです。その種すべてから芽が出ることはないでしょうが、蒔いた分だけ育つ確率は高まります。そのひとつが大きな花を咲かすかもしれません。人のためにお金を使うとは、大きなチャンスを自分に引き寄せるための手段でもあるのです。