言葉に気持ちを込めるなら行動を伴わせるといい

言葉に気持ちを込めるなら行動を伴わせるといい

気の利いた人になるには、優しい言葉をかけることも重要です。しかし、その言葉に気持ちがこもっていなければ、単に愛想がいい人になりがちです。

たとえばあなたが会社員で、仕事が残っているので残業をしなくてはなりません。それを見て、同僚が帰り際に声をかけてくれました。

「私はもう帰るけど、まだ帰れそうじゃないよね?」

「そうなんだよ、今日中に全部仕上げなきゃいけなくって・・・」

「えー今日中にするの!?大変だけど頑張ってね。お疲れ様~」

この会話をどう感じますか?声をかけて励ましの言葉をくれたのは、相手がこちらを気遣ってくれたからでしょう。しかしその後すぐに「お疲れ様~」と帰ってしまっては、声をかけられたあなたは「それだけ!?」と感じるのではないでしょうか?

そう感じたのなら、それは相手の言葉に気持ちがこもってないと感じたからです。せっかく相手に優しい言葉をかけても、そこに気持ちがこもっていないと気が利く人とは感じてもらえません。愛想のいい人どまりになります。もしかしたら、相手は気持ちを込めて声をかけたのかもしれません。しかし、言葉だけでは気持ちは伝えにくいのです。誤解されがちです。

うまく言葉に気持ちを込めるなら、行動を伴わせることが一番です。先ほどの例なら手伝えることがあれば一緒にやってあげるのもいいでしょう。それができないなら「頑張って」と去り際に、お茶を入れてあげる、あめやクッキーを渡すなどの行動が伴うだけでも「気が利く」と感じてもらえるはずです。

どんな言葉をかけるよりも行動を起こすことのほうが100倍気持ちが伝わります。言葉と一緒にそれにともなう行動ができてこそ「気が利く人」なのです。とりあえず優しい言葉をかけるというのが、多くの人の習慣になっていると思います。それはそれでいいのですが、気持ちのない言葉は相手にも伝わります。もう一歩上の人間を目指すためにも、言葉には行動を伴わせる意識をするといいと思います。

行動を起こすということは時に面倒で、勇気のいることです。しかし、だからこそ行動を受けた相手は嬉しいし、感謝するのです。