相手の変化に気づき、指摘する

相手の変化に気づき、指摘する

気が利く人になるには、どうすれば相手が喜ぶのかを理解する必要があります。独りよがりな視点で親切に振舞うと「余計なお世話」になることも場合だってあります。

では、具体的に何をすれば相手が喜んでくれるかというと、一言では言い表せません。人が欲しているものは十人十色です。性格や価値観、趣味、育ってきた環境などでまったく異なります。しかも、それだけでなくその時の気分(いいことがあった、悪いことがあったなど)にも大きく左右されます。

人によって千差万別の喜ぶポイントを知るには、相手を観察し、変化に気づくことが重要になります。たとえば表情で、喜怒哀楽が読み取れたり、雰囲気で「今日はシャッキリしている」「なんか眠そうだ」などと感じることもあるでしょう。立ち振る舞い、声のトーン、眉間のしわのより具合、ドアの閉め方などあらゆるものから今までも感じ取ってきてるはずです。それをさらに意識すると、いつもとの違いも鮮明になってきます。

相手の変化が分かったら、それを利用して相手に喜んでもらうための行動を起こします。行動といっても難しいことはありません。ただ指摘するだけで立派な気遣いになります。

たとえばため息をついていたら「お疲れですか?」と優しく声をかける。いつもより笑顔が輝いていたら「いい事あったんですか?」と話しかけてみる。相手が髪を切ったなら、そのまま「髪切った?」と尋ねるのもそうです。相手の変化に気づき、それをきっかけに会話をするだけで相手は嬉しいものです。誰でも自分のことは気にかけて欲しいし、自分の気持ちを誰かに聞いて欲しいと思っています。気持ちを話せるきっかけは作ってあげることは、立派な気遣いです。

気が利く人は例外なく相手の小さな変化に敏感に気づきます。声、表情、姿勢、服装など、どんなことでもいいのです。きちんと見ていれば、変化に気づくことは決して難しいことではありません。家族や友達、同じ職場の人など、合う回数が多い人ほど変化は見つけやすくなります。小さな変化を指摘して、気の利いたコミュニケーションを始めてみてください。