気遣いができる人は、相手の話をじっと聞く

気遣いができる人は、相手の話をじっと聞く

話し方に関する悩みを抱えている人はたくさんいるようです。話が続かない、面白い話ができない、伝えたいことがうまく言葉で表現できないなど、悩みもさまざまです。話し方はテクニック次第で解決できますが、気の利いた人になりたいなら、真っ先に身に付けて欲しい話し方があります。

それは「じっくり聞く」というテクニックです。会話で大事なのは笑わせたり感動させることよりも、相手に「話してよかった!」と思ってもらうことです。だから気の利いた話し方をしたいなら、重要なのは「聞くこと」です。

たとえば、あなたが友人の悩み相談を受けるとします。そういうときは、こちらの考えを口にするのも極力控えて、とにかくじっと聞きます。相手の話が8割、自分の意見2割くらいの意識で、聞き役に徹するのです。

相談というのは結構アドバイスを求めていないものです。相談する側の本音は、悩んでいる気持ちを聞いて欲しいだけなのです。だから、アドバイスよりも、じっくり聞いて共感してあげたほうが相手の気持ちは満たされます。意見を求められたときだけ、あなたの考えを話すくらいが丁度いいのです。

悩み相談に限ったことではありませんが、すべての話し方に共通する一番大事なことは、相手としっかり向き合うことです。「どんなことを伝えたいんだろう?」と考えながら耳を傾けるのです。

相手を笑わせることも、感動させることもすばらしいことです。そんな話し方ができれば、たしかに気の利いた会話といえるでしょう。しかし、かなりのテクニックが必要で、すぐに実行できるものではありません。

相手の話をじっくり聞くことなら今からでもすぐにできます。笑いや感動を与える話し方をしなくても、「この人ともっと話したい」と思わせることできます。「何をどう話そうか?」とばかり考えるのはほどほどにしましょう。相手の話をしっかり聞き共感することができれば、それが相手を一番満足させる、気の利いた話し方です。