新しい人間関係に上手になじむ方法

気遣いができる人は、新しい環境ではでしゃばらない

転職や人事異動、引越しなどで新しい集団へ参加する局面があります。新しい人間関係に加わるときは、振舞い方が重要です。振舞い方次第でうまくなじめるかどうかが決まってくるのです。心遣いかができる人の新しい環境での過ごし方を見ていきましょう。

わかりやすいように転職を例に話を進めます。転職して新しい職場で働くことになった場合は、まずその職場のキーパーソンを見つけることです。

キーパーソンとは職場の雰囲気を作っているリーダーのような人です。部長や課長といった肩書きがある人もキーパーソンですが、ここで探して欲しいのは、いろんな人からいつも相談を受けている人望の厚い人や、みんなが顔色を伺っているお局様のような、職場の雰囲気作りに強い影響力を持っている人です。

気が利く人はキーパーソンを見つけて仲良くすることが上手です。周りの空気を読んで、自然とその人に近づきます。

仲良くなるには敬意を表す行動をとるのが一番です。あいさつは必ずこちらから笑顔でする。困ったときはその人に真っ先に相談するといったことを心がければ、敬う気持ちが伝えられます。キーパーソンに受け入れてもらえば、周りの人たちからもスムーズに受け入れてもらえるでしょう。

気が利く人が新しい職場に来たとき、もうひとつしていることがあります。それは、必要以上に目立たないことです。

ただでさえ、新参者は注目されます。どんな人だろう、どのくらい仕事ができるのだろうとみんなが見ています。ですからキーパーソンと接するときもあからさまにペコペコした態度は周りから反感を買います。慎重に行動するべきです。

新しい職場の人たちに認めてもらうには、環境になじむ努力を見てもらうことです。仕事内容や職場独特の習慣などに合わせる姿勢を見せて、「あの人頑張ってるなぁ」と感じてもらえたら仲間として認められるのも時間の問題です。

きちんと認めてもらうには三ヶ月~半年くらい時間がかかるかも知れません。その間は、目立った行動はせず、周りの人たちと足並みをそろえるのがいいでしょう。それまでは出すぎたマネは控えましょう。

転職した場合を例に説明しましたが、すでに出来上がっている新しいコミュニティーへ参加するときはどれも一緒です。リーダーがいれば、その人と積極的にコミュニケーションをとり、あとは目立たず、ひたすら環境になじむ努力をすること。相手があなたの存在になれるまで、でしゃばらないことです。キャラが強いと人によっては受け入れられません。新しい人間関係に早くなじみたいなら、慣れるまでは無難にこなすのが、気の利いた人のやり方です。