話がわかりやすく伝わるようにシンプルを心がける

話がわかりやすく伝わるように心がける

気が利く人は、自分の考えがわかりやすく伝わるように心がけます。上手に伝えるためのポイントは、一番言いたいことは何かをはっきりさせることです。そして、どう話せばそれが伝わりやすいか、考えて話すことです。

わかりやすく話すには余分な情報を極力省くとうまくいきます。たとえば友人に待ち合わせ場所を伝えるときの話し方です。

気の利かせ方が間違っている人は、なるべく丁寧に話します。「○○駅で電車を降りて右に行くとエスカレーターがあるから3番出口に出て。出口を出たところにバス停があるから、そこを横切って横断歩道を渡ったところがセブンイレブンだから、そこで待ち合わせね」と長々と話してしまうと聞き手も理解しづらくなります。

相手のことを思うとなるべく簡潔に話すことがわかりやすさにつながります。先ほどの例の場合、目的地のセブンイレブンがどこにあるかわかればいいのですから、「○○駅の3番出口を出ると、セブンイレブンが見えるからそこね」といえば話の内容がスッと頭に入ります。

気が利く人は、無駄な情報はできる限り減らして、手短に話すのでわかりやすいのです。もしシンプルに話しすぎて、相手が理解できなくても足りない情報は相手が質問してきます。「何時に?」「ご飯はどうする?」などと訊ねられたらそのつど答えればいいので、ひとつずつ確実に伝えることができます。情報が多すぎて、結局何が言いたいのかわからない話し方より断然マシです。

世間話で「昨日こんなことがあってさ~」と自分の体験談を話すときも同じです。まずは一番伝えたいことを確認します。「花火がきれいだった」という話しなら、そう感じるまでの過程を時系列順に並べます。そしてそこから話さなくても伝わることを省きます。「見に行く途中で渋滞にはまったこと」や「前日から筋肉痛がひどい」などといった話は不要です。

伝えたいことをひとつに絞れば、そこに向かって話を組み立てていくことができます。そして組み立てた話から、そぎ落とせる部分を探し、シンプルにする。伝えたいことがたくさんある場合は、ひとつをまず確実に伝えてから、話を広げるようにまたひとつずつ伝えていく。これを心がければわかりやすく伝えることができます。

最初は難しいかもしれませんが、慣れれば考えながら話せるようになります。相手を気遣うためにも、シンプルに話すことを心がけましょう。