余計な一言を言わないように心がける

余計な一言を言わないように心がける

「けんかするほど仲がいい」という言葉がありますが、夫婦や恋人が口論になる場合、言わなくてもいい「余計な一言」が原因になる場合が多いようです。思ったことを言い合える間柄は、それはそれですばらしいと思います。しかし「余計な一言」は、相手の心を傷つけてしまい、言った本人の信頼や品位を落とすものでもあります。気が利く人になりたいなら、余計な一言を言わないように心がけるべきです。

「余計な一言」を言ってしまう場合は、大きく分けると二種類あります。「わざと言ってしまう場合」と「無意識に、つい口から出てしまう場合」です。意識しているか無意識なのかによって、言わないための対策も変わってきます。

まずは「わざと言ってしまう場合」です。相手の言動にイラっときたり、不安になって、つい言ってしまう場合が多いと思います。嫌いな人に皮肉を言ってしまうのもそうです。相手を傷つけたい・言い負かしたいという感情が芽生えるとわざと言ってしまいたくなります。

相手を口で言い負かせれば、その瞬間は嬉しいかもしれません。しかし、そこから得られるものは何もありません。相手との溝も深まるばかりです。ですから、しかし気が利く人になりたいなら、カチンときてもぐっと我慢するべきです。話し合いは、感情的になった人が負けです。人として未熟なのです。だから、たとえ相手から傷つく言葉を投げかけられても、言い返しません。

わざと余計な一言を言ってしまう人は、「言い返さないことは負けではない」と知ってください。「自分は感情的にならない」「相手が感情的になったら、落ち着いて対応する」と心がけてください。

一方、無意識に「余計な一言」を言ってしまう人は、どんな言葉が余計なのか理解することが大事です。これは相手の立場や環境、考え方を思いやることが解決の糸口です。想像力を働かせて、相手の気持ちになってみてください。そうすれば、言ってはいけない傷つける一言がわかります。

たとえば、誰かに失敗を責めるときは「なんで?」「どうしてこうなった?」と問い詰める話し方はよくありません。相手の気持ちを追いつめるだけで、言ってる本人は満足でしょうが、何の問題解決にもなりません。責めるなら「ここが悪いから、今後はこうするように」と言ったほうがいいでしょう。反感も買いにくく、反省もしやすくなります。

親しい人にも、親しくない人にも礼儀ありです。気が利く人は「余計な一言」で相手を傷つけないように常に意識しています。後悔しないように、後先を考えて発言しましょう。