あいまいな態度はせず、断るときははっきり断る

あいまいな態度はせず、断るときははっきり断る

「これしてくれる?」「今度一緒にどう?」などと依頼や誘いを受けたとき、本心では断りたいのに、あいまいな態度でその場を取り繕う人がいます。断ることで「迷惑かけるかな」「嫌われちゃうかな」という心配も生まれてくるものです。

しかし結局断るつもりなら、その場できっぱり断ったほうが相手のためです。相手の立場になると、あいまいな態度をされて、返事を待っている間の時間が無駄です。はっきりしない態度に苛立ちを覚えるかもしれません。ですから、気遣いができる人は、断るときははっきり断ります。

断るときに特に気をつけたいのが、その理由です。「用事があるので・・・」「その日は仕事で・・・」といった漠然とした理由で断る人も多いと思います。しかし、人によっては「ホントに用事?断るための言い訳では?」と疑う人もいます。

断る理由は具体的なほうがいいでしょう。「その日は子供の発表会があるんです」「田舎から両親が来ることになっていて」という具合です。自分の情報を相手にあまり教えたくないという人もいるでしょうから、その辺の加減は調整する必要がありますが、具体的な理由があるなら、それを伝えたほうが、納得されやすくなります。相手に不信感を持たせない断り方をするのも心遣いです。

また、断るタイミングですが、基本は先ほど触れたとおり、その場ですぐが理想です。あいまいにすれば、相手も予定が決められないので、できるだけ早く結論を伝えます。しかし、用件によってはすぐ断ることが、相手を傷つける場合もあります。

たとえば、お世話になっている取引先からの営業電話を速攻断ってしまえば、「検討位してくれてもいいじゃないか!」と相手を怒らせるかもしれません。今後の仕事に悪影響を及ぼすことも考えられます。場合によっては「検討します」といったん保留にすることも必要になってきますが、基本は早めに返答することが大事です。ころあいを見て早期に断りを入れましょう。

断ることは悪いことではありません。悪いのは、相手に無用な期待を抱かせることです。社交辞令で「また今度」「予定確認してみるね」という態度をとることも必要だと思います。しかし本当に引き受ける気がないなら、なるべく早く断ることが相手のためであると肝に銘じましょう。