共働きの女性が男並みに働いて家庭と仕事を両立させるときの現実

結婚した女性が男並みに働いて家庭と仕事を両立させることはできるのか?

男女の平等が叫ばれて、もう随分と立ちますが、実際に女性が男性と同じように仕事をこなし続けるのは大変なことです。なぜなら、女性は男性に比べて結婚までの実質的な有効期限が短いし、何といっても、出産があります。

女性が30歳を越えた辺りで独身だと、親や友達などいろんなところから「まだ結婚しないの?」という声をかけられるようになります。「モタモタしてると子供が産めなくなるよ」なんて、脅迫まがいのおせっかいさえも。

女性はある年齢を過ぎると、これまでの生き方を変えるように周りから執拗に言われます。どれだけ仕事に打ち込んでいても、結婚して家庭をもつことを勧められるのです。結婚して共働きが当たり前の現代ですが、仕事が生きがいの女性が結婚した場合、それまでと変わらず仕事を続けられるのか?現実的にはなかなか難しいようです。

結婚して夫になった人が共働きを認めてくれても、ご飯は誰が作るのでしょう。「夫と二人で」「先に家に帰ったほうが」などと約束事を決めても、夫婦二人が仕事に忙殺されるような家庭が毎日ご飯を用意するには、相当な気力が必要です。そして些細なことで衝突が生まれるようにもなります。「協力する」という結婚前の夫の約束は守られないことが多いようです。結婚適齢期の男性の仕事はそれくらい忙しく余裕など無くなってしまうのでしょう。

結婚して共働きしても、女性が結婚前のように仕事に全力で向き合うことは困難といえます。ほどほどにしないと家庭に手をかけられません。

それでも世間の風潮は、共働き、家庭と仕事の両立が当たり前、といった感じです。女性だからといって甘えることは良いように思われません。しかし女性は子供を産みます。産んだ子供の面倒は誰を見るのか。夫婦で分担するといっても、実際の子育ての比重は男性よりも女性のほうが圧倒的に多くなります。イクメンという言葉ありますが、どんなに男性が育児に積極的に参加しても、大抵は女性のほうが頑張っているのが現状です。共働きの世帯であっても。

女性が、男並みに働いて家庭と仕事を両立させるのは理想ですが、現実的には難しいでしょう。仕事ばかりに時間と心をとられていたら、家庭をうまく回すことなどできません。時間に追いまくられるだけの日々を過ごし、幸せな結婚生活など不可能です。主婦の仕事はそれだけ大変なのです。

夢中で仕事を続けたいのなら、結婚や出産のチャンスを犠牲にする。それくらいの覚悟がないと、やっていけません。どんな自分でありたいか、女性としてどう生きていきたいか、なるべく早い段階で見極めることが大切です。